SSブログ

840円でアトピーを治そう [レビュー]

せりあさん「珍しくキャッチーなタイトルでどうしたんですか」
るみなー先生「うむ、普段から残念なブログを続けていたんだが、ここらで世の中の役に立っておこうかなと。アトピーでは長く闘病生活を続けていたが、実は最近アトピー性皮膚炎の特効薬を見つけたんだ」
せりあさん「ほんとですか?今まで先生の闘病日記は毎年かゆうまで終わってたじゃないですか」
るみなー先生「うむ。まあ読んでいってほしい」


るみなー先生「まあまずはアトピー性皮膚炎のおさらいをしよう。ここで言うアトピー性皮膚炎とは春先から夏にかけての皮膚の炎症を指す。発生する場所は主に手の甲から手首や指にかけてだが、腕のひじやひざ小僧、ひどい場合は顔面にも発生する。日光に当たると悪化する傾向があるので夏でも長袖長ズボンは欠かせない。非常に痒く、患部を掻くとその時はとても気持ちよいのだが、その後皮膚がずる剥けになるまでに悪化する。アレルギー患者である場合が多いが、季節的な原因は花粉ではなく、おそらく黄砂であると考えている。外見は脂漏性湿疹と似ているようだが、説明を見る限り痒さが全然違うようなのでおそらく無関係だ」
せりあさん「はい、わかりました」

るみなー先生「では今までの話をふまえてこのファイルを見てほしい」
WS000000.JPG
せりあさん「なるほど。これがアトピー性皮膚炎なんですね」
るみなー先生「いや、これは典型的なスナッチャーだ。紫外線を多く含む太陽光を長時間浴びることで皮膚組織が破壊されてしまうのだろう。スノースギの影響によるものだ。ただちにシベリアンエクスプレス1917に乗り込んで惑星クレムリンに行き、改良された人工皮膚を移植してもらったほうがいい」
せりあさん「先生、怒りますよ?患者さんは本当に大変なんですからふざけないで下さい」
るみなー先生「はい、ごめんなさい。しかしこれについては皮膚科の先生も酷いんだよ。アトピー性皮膚炎だと判定すると決まってステロイド剤を出すんだが、アトピーの痒みにはあまり効果が無いんだ。きちんとリサーチをしているなら違った治療法とかも出てきていいものなんだが。おそらくステロイドを塗っているうちに秋が来て黄砂が来なくなって直るから勘違いをしているんだと思われる。掻かないようにとは言われるが、精神論で戦争には勝てないし病気も簡単には治らないよ」
せりあさん「ふむ」

るみなー先生「はっきり言ってアトピーに無条件にステロイド剤を出す皮膚科の先生はバグってる(痒みが収まるなら別だが自分はそんなことなかった)。まあそれはいいとしてさらに許せないのは、アトピーと戦うブログとか言ってやたら高額な医薬品を売りつけようという業者だ。返金保障とか本当に返金するのかどうか試してないから分からないけど、そんなに効くなら最初に無料でサンプル送れよと思う。患者の辛さにつけ込むこんなブログにはgoogle検索順位で絶対に負けるわけにはいかない」
せりあさん「まあ実際負けてますけどね」
るみなー先生「まあそういうわけで自分のブログも名実ともにアトピーと戦うブログと戦うブログになったわけだ」
せりあさん「脱・脱官僚とかテロ支援国家支援国家支援国家みたいなものですか。まあそこは素直にアトピーとだけ戦っておけという感じですが。」


るみなー先生「話がそれた。というわけで、アトピー性皮膚炎の特効薬を発表する。大塚製薬から発売されているウルオス(スキンローション)だ。ちなみに他のシリーズは試してないので分からない」

DSC07085.jpg
ウルオス(スキンローション)

■警告■ADMONITION■
ここで書かれている記述は大塚製薬が薦める正式な使用法とは異なったものであり、異常のある皮膚に適用することでの責任は大塚製薬の管轄外となります。症状の悪化が見られた場合はただちに使用を中止してください。
当サイトは大塚製薬とは無関係のサイトであり、たまたまウルオスが良いものであったため紹介しており、営利関係も株式保有もありません。
また、当サイトのアフィリンクはネタであり、ここから収入を得ることは基本的に考えていないため、お近くの店舗なり公式サイトなりで商品を購入していただけたらと考えています。

るみなー先生「使い方はこうだ。患部を手の甲だと仮定する。皮膚がぼろぼろであっても気にせず、片方の手の甲にウルオスを垂らし、もう片方の手の甲で伸ばす。そのままふき取らずに自然乾燥する。痒さが気になるごとにこれを繰り返す。おそらく2時間おきくらいに塗ることになると思われる。で、およそ10日程度でアトピー部分はかさぶたとなって剥がれ落ちる。最初はアトピーはこんな治り方をするものなのかとちょっと感動することだろう。まあ2回目からは早く直れとしか思わなくなるが。掻いた場合は残念ながら改善まで長引くが、それでも3週間もあればかなり改善するはずだ」

るみなー先生「予防なら、1月以降は毎日塗っておきたい。最低でも、陽に当たってしまい、ちょっとアトピー出始めの時には、必ずその日のうちにいずれ痒くなるであろう範囲まで塗っておくだけでも相当違う。また、今年はウルオスの日焼け止めも試してみたいと思っている。まあWikipediaにあった医療薬の4番目、保湿外用薬の今後さらに具体的な使用法やセルフケアについてのエビデンスの蓄積が期待される、という文に対する回答のひとつにはなっているだろう」

るみなー先生「基本的に、アトピーは菌による感染症ではないので伝染もしないしウルオスは効果的に作用するはずなのだが、合併症などの可能性によりウルオスで悪化した場合はただちに使用を中止してほしい。またウルオスは全身に使えるとのことだが、患部が顔面の場合は脂漏性湿疹なども考えられるので一部分だけ塗るなどで安全かを確認してから使用していただきたい」


せりあさん「しかしよくこんなの発見しましたね」
るみなー先生「うむ。去年試供品を貰ったので試しに塗ってみたらかなり効果的だった。実はこの長いアトピーとの闘病生活のおかげで、珍しいものを貰ったらとりあえず手に塗ることにしていた」
せりあさん「それは闘病生活というより、もはや毒手拳の修行のような・・・」
るみなー先生「そんな落ちてるもの何でも食べるような人のような目で見るなよ。だいたい本人は本当に痒くて大変なんだよ」
せりあさん「いやそこまでは言っていませんが。ちなみに他にはどんなものを試したんですか?」
るみなー先生「うむ。メジャーなのは油系だな。しかしべとべとするだけで効かないものが多い。アーモンドオイルは最初は効果的だったんだが、高価だしべたつくのと、油が酸化するのかいずれ効かなくなるのでお勧めしない。馬油は最初から酸化しているのか目立った効果なし。タイガーバームも痒さにも治療にも目立った効果なし、他にはコエンザイムQ10とか蜂蜜とかだが、まあアトピーには効果はなかった。一方、尿素のクリームは若干効果があったものの全体的に効果が少なくシーズン終了までアトピーと付き合うことになる。まあ夏まで我慢していろいろ試しつつ自由研究のネタにしてみるのも面白いかもしれないな」
せりあさん「絶対に嫌です」

るみなー先生「ウルオスは男性用化粧品とのことだが、油のようにべたつかないので使い勝手も良い。安価で容易に入手できるのも優れている。患部が両手だけであるなら60mlで1シーズン足りるはずだ。ちなみに自分は去年は試供品で乗り切り、今年は200mlを購入したがまだ半分以上残っている。肌に合うかの確認と、結局普段持ち歩くことを考えるとここは60mlのを買ったほうがいいだろう。男性用化粧品を女性に薦めるのは気が引けるが、ここはアトピーが治ると思ってモンハンの女戦士よろしく豪快にウルオスをびちゃびちゃと塗ってほしい」

るみなー先生「ちなみにウルオスだが、アトピー性皮膚炎以外の皮膚疾患に必ずしも効果があるわけではないので注意してほしい。少なくともにきびや吹き出物の類には効果は無いことが確認されている。また水虫やハゲに効くかどうかについても未確認だ」
せりあさん「チャレンジャーな方の自由研究と結果報告をお待ちしています」



UL・OS(ウル・オス) スキンローション 60ml [化粧水]

UL・OS(ウル・オス) スキンローション 60ml [化粧水]

  • 出版社/メーカー: 大塚製薬(オオツカセイヤク)
  • メディア: その他

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。