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おおかみこどもの雨と雪、観てきました [映画]

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るみなー先生「おおかみこどもの雨と雪、観てきました」
せりあさん「どうでしたか?」

るみなー先生「こんな映画だ」
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るみなー先生「かっ勘違いしないでよね!
決して、この犬耳なかわいい女の子に惹かれて衝動的に観に行ったわけじゃないんだからねっ!」


たぶん


せりあさん「見どころはどんな所でしたか?」
るみなー先生「うむ。犬耳な女の子がはしゃいだり変身したりして超かわいい!!!」
せりあさん「・・・」

るみなー先生「まあ、もう少しまじめに感想を書くとして、まずは前提としてこの映画は間違いなくブルーレイで買うのだが」
せりあさん「買うんですか」

るみなー先生「それでもこの映画は映画として上映しているうちに必ず映画館で見ておく必要がある映画だといえる。自分が好きなシーンは雪(姉の女の子の方ね)が草むらをごそごそしてモグラっぽいのを捕まえ、「捕ったーーっ!」って叫んで草むらから立ち上がるシーンなのだが、とにかくこの作品、全編に渡って声優さんがすごくいい演技をしてくれていて、子供特有のかん高い声を映画館の大音響で聞けたときには、「ああこの作品を映画館で観れて本当に良かった」と確信したよ。ちなみにボロい映画館だと音が割れるかもしれないから注意な」
せりあさん「数ある名場面の中から、あえてそのシーンを選ぶとはさすがです」

るみなー先生「富野由悠季が本作を、「新しい時代を作った」と絶賛していたが、まさにその通りだった。子供好きの目で見てしまうと、これを見た後ではとなりのトトロでさえ「このへんな生きものをアニメーションで追い詰めます!」みたいな作品に見えてしまうから困ったものだ」
せりあさん「それは困ったものですね(オマエガナー)」

るみなー先生「まあ映画評論家が子供が好きだから100点!とか言えるわけもなく、ここは使用されているアニメーション技術などに評価が集中しがちだが、我々は単なる一般人なので、純粋に子供好き、ケモノっ娘好きとして本能のおもむくまま、野性の本能を呼び覚まして良いのかもしれない」
せりあさん「お巡りさん、この人です」

せりあさん「って、その肝心の、映画評論家からの評価はあまり良くないみたいですが・・・」
るみなー先生「残念ながらその映画評論家は何もわかっちゃいないな。20点だ。」

るみなー先生「そういうわけなので、この作品のテーマの話をしなければならないが、まずはこの作品、なぜおおかみこどもであるかを理解しなくては始まらない」
せりあさん「ふむ」

るみなー先生「この作品では「おおかみこどもは人間と狼、どちらの生き方も選べる」と語られるわけだが、それはすなわち、選ばなかったほうを捨てるということだ。まあ雨(弟の男の子の方ね)の描写は姉に比べて若干不十分なので、もう少し掘り下げて描写をしないと唐突でわかりにくいというところはあったが・・・まあこれはディレクターズカット版ということでブルーレイで補足してほしいようなそのままが良いような非常に難しい問題だな。まあ雨の生き方には自分の人生と照らし合わせて心が打たれるものがあった。これが普通の人間だとこういうテーマにはなかなかならない」

せりあさん「先生がそんなことを言ってもDIOを連想してしまうのですが」

るみなー先生「あとこの映画評論家、「この監督の特徴である女性キャラの号泣シーンも、相変わらず盛大にわんわんやっていて見ていて気恥ずかしい」って書いているが、兄弟喧嘩のシーンで雪はわんわん泣いてなかったように思ったのだが。ちなみに物語で流される涙というものには全部意味があってだな、その違いが理解できないようでは評論家として修行が足らないと思います。で、そう考えて評論を読むと、この評論家はオタクアニメ臭とか言いつつオタクアニメを観たいんだなとしか見えないから面白い」

せりあさん「そういう先生はどうなんですか?」

るみなー先生「もちろん自分はオタクアニメが観たいです。よろしくお願いいたします」
せりあさん「駄目だこいつー



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というわけでお土産の数々


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ASCII.jp たとえアニメといえども、現実と無縁ではいられない


劇場公開映画「おおかみこどもの雨と雪」オリジナル・サウンドトラック

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  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: バップ
  • 発売日: 2012/07/18
  • メディア: CD

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