忠臣蔵の話 ~両国元禄祭~ [お祭り]
所変わって、両国になります
せりあさん「両国の本所松坂町公園では、元禄祭が行われています。 こちらは吉良側の立場での祭になります。」
るみなー先生「吉良上野介はこの地域では名君であり、討ち入りの際には家来20余人が討ち取られておりその供養が行われている。」
せりあさん「吉良をしのぶために元禄市が開かれ、盛大に特売をするのがここの祭の醍醐味です。衣類や化粧品の問屋が近いのできわめていい価格で買うことができます。ここは元禄時代のノリで盛大に買うといいでしょう。」
せりあさん「こちらは吉良側ですね。」
るみなー先生「この時代、非業の最期をたどるとだいたい善人ということになるからな、浅野内匠頭もいちおうは領民思いということになっているし。歴史的には大火の時には内匠頭指揮のもと上野介を助けたりもしている。 賄賂を取っていたのが悪いとも言われていたが、この時代賄賂を取るのは良くないことではあるが悪いわけではない時代だからな。 付け届けとかも自腹ということを考えれば仕方ない点もある。」
※吉良上野介像
るみなー先生「しかし、討ち取られてからの周りの評価はなかなか壮絶だったりする。評定方が異様に浪士側に肩入れしたり、時の天皇が嬉々として語ったり、綱吉自身が褒めたりと」
せりあさん「討ち入られたときに褒めるくらいなら、最初からいい加減な評定をするなと。」
せりあさん「ドラマの忠臣蔵でも、日韓友好とか称してこれまでの通信使のときの目録と比べる演出がありますが、いちいち言ってたら上野介で無くても怒りそうです。」
るみなー先生「朝鮮通信使は文化を伝えに来たといっている割には、象よりも官位が低いからな」
歴史的に対立があった赤穂と吉良ですが今はこうして平和です。
義士祭の話
タグ:忠臣蔵