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インドの仏 [美術展・博物館]

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特別展、「インドの仏」も今週で最後




るみなー先生「さて、特別展 インドの仏はいよいよ今週で最後だが。」
せりあさん「今は他にも鳥獣戯画や三日月さんのほうに注目が集まっていますが。こっちのインドの展示もお勧めです。」
るみなー先生「会場は表慶館だ、ここで展示があるのは最近では珍しいので、これも注目だ。」

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インドの仏教遺跡

るみなー先生「インドは仏教発祥の地といわれているが、正確にはネパールだったりする。現在は両国ともにヒンズー教になっているが、それでも多くの仏教遺跡が存在するのだ。今回の地震では残念なことになってしまったが。」
せりあさん「最近では、地震が起こるのは間違った宗教を信じているせいとか、女性の人身販売ブローカに狙われているとか、ネパールの人も大変です。」
るみなー先生「その話はいいから、展示の話と行こう。 構成は以下のようになっている」

第1章 仏像誕生以前
第2章 釈迦の生涯
第3章 仏の姿
第4章 さまざまな菩薩と神
第5章 ストゥーパと仏
第6章 密教の世界
第7章 経典の世界

るみなー先生「仏教といえば仏像が主になるが、以前はストゥーパ(仏塔)のほうが重要だった。東南アジアの寺院では仏塔が大きいのが特徴だな。」
せりあさん「比較的仏教伝来が遅れた日本でも、飛鳥時代前までは五重塔などのほうが重要建築物でしたね。」

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るみなー先生「というわけで、昔の仏教では仏像ではなくレリーフ風がメインになっている。」

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※しばらくすると、仏像に近い形のものが作られていく

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※それから仏像に至る

るみなー先生「仏像の変遷としては上記の通りだが、本展示ではインドの仏教を
「部派仏教」・・・1-3章
「大乗仏教」(日本における天台宗・浄土宗など)・・・3-5章
「密教」(日本における真言宗)・・・6章
の歴史の流れで見ることもできる。 このように展示館としては少々手狭だが、インド仏教の観点からでは結構勉強になるのではないだろうか」
せりあさん「そろそろ終わりになりますが、刀剣だけでなくこういうのを見るのもいいかも。」




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