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文化庁メディア芸術祭2015の話し -その3 マンガ、アニメ [美術展・博物館]

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今年も文化庁メディア芸術祭のアニメの話




るみなー先生「今度はアニメ・マンガ部門の方をみていこう」
せりあさん「アニメは日本勢の苦戦が見受けられましたが、以下の作品がノミネートされています。」

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映画クレヨンしんちゃん 「ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん」
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※たまこらぶストーリー

るみなー先生「日本のアニメでノミネートはロボとーちゃんとたまこラブだった。どちらの劇場用アニメだが、見逃していた作品だ。 解説は選定理由に譲るが、ストーリーの根幹が日常系の家族愛がテーマなんだな。」
せりあさん「前に紹介した作品はドキュメント系と考えると、比較が面白いですね。」
るみなー先生「この芸術祭では、受賞作品を鑑賞することもできるのだが、こっちは選考落ちした。しかし機会があれば見てみたいな。」


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るみなー先生「マンガの方ではアオイホノオが受賞した。島本先生のファンではあるが今の受賞は、ドラマのおかげなんだろうかと考える。 最初のうちの作品の方が勢いがあって好きだったりするのだが、やっぱりドラマなんだろうなぁ。」
せりあさん「なんかドラマの方は、庵野の演出が○つ賢○みたいでちょっと違うと思ったような気がしますが、ドラマだからでしょう。」
るみなー先生「庵野監督もEVAをどうにかまとめてください。いやマジで」

文化庁メディア芸術祭 2015
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    文化庁メディア芸術祭2015の話し -その2 外国な作品 [美術展・博物館]

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    今年も文化庁メディア芸術祭が始まりました




    るみなー先生「さて、マンガ・アニメ部門の紹介だが、特にアニメにかけては外国勢の躍進が目立つ。 日本のアニメも劣っているわけではないと思うし、むしろ進んでいてほしいと感じる。 それで、もう少し待遇が良くなればとも思うのだが、なかなか難しい。」
    せりあさん「日本のアニメは萌えアニメが多いのも原因では?」
    るみなー先生「それもあるかもしれんが、待遇が良くないのは円盤買わない人が多くなってるのではとも思う。『円盤反対!』とか言ってほんとに円盤が売れないアニメは置いておくとして、消費税8%は地味に堪える。」

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    ※The Wound

    せりあさん「これはロシアのアニメで、心の傷がテーマとなっている。」

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    心の傷(英・wound)に苦しむ少女。その傷が少女の空想の中で、毛むくじゃらの生き物・ウーンドとして誕生する。ウーンドは、彼女の頭の中にすっかり居ついて、段々と存在感を増し、やがてその人生を完全にコントロールするようになるが、少女とウーンドが繰り広げる、悪夢のようでありながらも美しい友情を描いた作品

    るみなー先生「こういうのをみてみると、なかなか内面に巣くう系が多いな、共産圏が舞台だと。MONSTERとか。」
    せりあさん「それはおいておいて。今回のアニメ部門は、大賞と優秀賞2つ、新人賞2つと半分が外国作品でした。時代の感情とかを舞台にした作品が今年は強かったと思います。」


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    ジョバンニの島



    せりあさん「日本の作品ですが、2月上映のジョバンニの島です。 ProductionIGの作品で、終戦直後の色丹島が舞台となっています。北海道のはずれなので、戦争も実感していませんでしたが、敗戦後に何故かソ連軍が侵略してきて、島民の財産や生命が脅かされていきます。最初の頃は子供同士で交流があったりもするのですが、否応なしに時代の荒波に飲まれてしまいます。」
    るみなー先生「まだ、封切りもしていないので評価は難しいが、なかなか興味深い作品だな。」


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    ※チャイニーズ・ライフ
    普通の中国人は何を考えて生きてきたか『チャイニーズ・ライフ』 -漫棚通信

    るみなー先生「マンガ部門では唯一の海外作のチャイニーズライフだ。 近代中国を生きてきた著者のありのままの中国人が見れるぞ。」
    せりあさん「あらぶる中国人みたいな話し? 北斗の拳でも代用できそうな?」
    るみなー先生「んな訳ないだろう。全3部となっており、青春時代ー青年時代、現在となっている。本編では『父の時代』、『党の時代』、『金の時代』となっているのだが・・・。」

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    るみなー先生「第1部は、文化大革命時代の青春時代をすごし、敬愛なる毛沢東主席を崇拝するどこにでもいる中国人なのだが、党員である父が批判されるようになってから生活が一変する。」

    公開の集会で教師を糾弾する。「ああ、自らを狂気に委ねることはなんと気持ちの良いことだろう」

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    るみなー先生「そして時は過ぎ、先進国となった現代中国の活力が描かれる。 不幸なことに企画のフィリップ氏と対立があったことが明かされる。 六四天安門のことを描いてほしいということだ」
    せりあさん「どうなったんです?」

    自分は事件のとき国境近くの辺境にいて何も知らない。知り合いで関係した人物もいない。個人的にもあの事件で苦しみを受けたこともない。
    中国には秩序と安定が経済発展のためには必要で、その他のことは二次的な問題だという風に、わたし自身は考えている。

    私たちの国は、20世紀を通じてあらゆる苦難と屈辱を味わった。侵略、略奪、不平等条約、内部分裂、軍閥間の争い。

    私自身も、文化大革命、批判運動、階級闘争、干ばつ、飢饉、電力不足、極貧などを経験し、こうした考えは徐々に強い確信に変わっていった。

    もちろん、いろいろな意見があるだろう。経済成長の前に人権が大事だというひともいる。私は、そんな論議は次の世代にまかせればいいと思う。言葉で言い表せないほどの苦しみを味わうことのなくなった世代に。


    るみなー先生「・・・という訳で、描かれてはいない、まぁ反体制の作家という訳ではないので仕方ないとはいえるが、このあたりのセリフで中国人の考え方が良くわかる。 興味深いセリフと思うんだ。」
    せりあさん「力による世界秩序の変更が成されれば話は変わるでしょうが、そもそも人権と法が機能していないと西欧諸国は近代国家と決して認めないのですがね・・・」
    るみなー先生「公のために個人の人権が制限されうるのは事実だが、それには公正あれと思うんだ。」

    るみなー先生「なかなか微妙な考え方だが、中国にとっての正しい道はわからないからな。とはいえ、中国人のことが良くわかる一書だと思う。」

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    ※五色の舟
    るみなー先生「これも異色作だな。 太平洋戦争末期、見世物小屋の一座として糊口をしのぐ異形の者たちの哀切な運命が描かれる作品だが、要するに不具者なんだな。 時代が悪いとは言えなかなか深い作品だ。(実はこの時代のサーカスとか自主規制だったりするのだが)
    せりあさん「その時代を生きていくのは大変ですが、希望を持ちながら旅をするのは評価できます。」


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    文化庁メディア芸術祭2015の話し [美術展・博物館]

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    今年も文化庁メディア芸術祭が始まりました




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    るみなー先生「今回は恒例の文化庁メディア芸術祭の話だ。今年も色々なエンターテイメント作品が集まった。」
    せりあさん「ではみて見ましょう。 まずはアート・エンタメ部門ですね」

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    ※3RD
    るみなー先生「これは鳥のように俯瞰的に世界を体験できるという作品だ。体験型のものも増えていっているな」

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    handiii
    せりあさん「節電義手なのですが、受賞作品としては3Dプリンタとスマホで簡単かつ安価に作成できること。新たな試みのひとつとしてのデザイン性や機能拡張ができる点です。医療用にも以前からありましたが、ファッション性やSFチックな遊びもできそうなイメージから注目が集まります。」

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    センシング・ストリームズ―不可視、不可聴
    るみなー先生「これは人が知覚できない、電磁波を映像と音に集約するエンターテイメントだ。坂本龍一+真鍋大度という大物で作ったというのも大きいが、個人的に汎用化と音の表現をリズミカルな音楽的な何かに変化できれば、また新しい発想ができるのではないかと思ったりもする。」

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    Drone Survival Guide
    るみなー先生「これは、現代の監視社会へのアンチテーゼに、各国のドローンから身を守るためのサバイバルガイドだ。 半分ジョークねたとしか思えない。日本では山本太郎のなかまたち位しか使わないのではないだろうか」
    せりあさん「その辺は置いておくとして、まぁ何でもサバイバル的なのは面白いかも。」

    文化庁メディア芸術祭 2015
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    初詣は博物館で2015 ~黒田記念館~ [美術展・博物館]

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    東京国立博物館 黒田記念館の話




    るみなー先生「今回はリニューアルオープンした黒田記念館に行ってみよう。」
    せりあさん「ここは行ったことありませんね。隣のコーヒー屋くらい?しか印象ありませんでしたが、結構高そうなお店でした。」
    るみなー先生「このあたりは谷中方面に行かないとあまり縁がないからな。」

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    るみなー先生「ここは日本西洋美術の祖といえる黒田清輝を記念している、この人のおかげで日本美術が一気に西洋化するのだが、その反面廃仏毀釈も重なって日本画が廃れてしまった。 それを危惧してフェロノサと岡倉天心が東京美術学校(藝大)を作るのだが、この建物が隣り合っているのが面白い。」

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    せりあさん「特別展も公開されており、ここでは黒田清輝の重文作品を見ることができます。 これも今年3回しか今のところ予定されていないので、貴重な展示といえます。」
    るみなー先生「今回のネタはこんな感じかな。」


    初詣は博物館で2015
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    初詣は博物館で2015 ~新年イベント~ [美術展・博物館]

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    東京国立博物館 新年特別展示の話




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    るみなー先生「新年の展示のほか、ここでは例年和太鼓とか大道芸・獅子舞など色々な展示がある。初詣ついでに見てみるのはお勧めなのだ。」

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    ※和太鼓の演奏

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    松林図屏風 -長谷川等伯

    るみなー先生「他にも新年に合わせて、国宝展示も更新されている。これも不定期展示なので観てみるとよい」

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    獅子舞とか

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    江戸の遊芸 太神楽とか

    せりあさん「これも伝統的な大道芸です。まわませば回すほど縁起がいいとされています」

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    るみなー先生「最後に寛永寺。ここは新年期間だけ、博物館の半券で中を見ることができます。元々上野公園は寛永寺の寺域でしたが、戊辰戦争で焼けてほとんどが消失してしまったものだ、その後博物館などが整備される。」

    初詣は博物館で2015
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    初詣は博物館で2015 ~未年~ [美術展・博物館]

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    2015年は未年です




    るみなー先生「今年も、新年の初詣の一環として東京国立博物館・新年展示にきているわけだが。」
    せりあさん「今年は未年ですね。 龍に比べると普通の生き物だ。」

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    るみなー先生「それが日本では昔は羊は繁殖に向いてなく、実は十二支で出てくる異国の動物で一般人には空想の動物にカテゴライズされてるともいえた状態なのだ」
    せりあさん「そういえば昔SF小説で『君は知っているかね? 十二支と黄道星座にただひとつ存在する偉大な存在、それがウシだ。竜族よりも偉大なんだ。』と言うセリフがあって、やっぱり日本では知名度が低いんだなあ、ヒツジは。とか思ったものですが。」
    るみなー先生「・・・あれは作品の演出上の問題であって、パラレルワールドの話だから。 その証拠に90式戦車があんなポンコツなはずがない。」
    せりあさん「そうですか」
    るみなー先生「しかし最近新刊が10年近く出てないんだよな、アルスラーン戦記の方は一応出しているのだが、最近の展開がどうなるか興味深いのだ(色々な意味で)。」

    -追記-
    アルスラーン戦記はアニメ化するそうです。 脚本が上江洲単独なのが微妙に気がかりですが・・・


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    ※実際にヒツジの飼育が本格化したのは明治時代になる。

    るみなー先生「今回の展示は、十二支に出ていたが幻の動物ともいえる羊をピックアップした展示になる。」

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    ※羊の工芸品

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    ※十二神将像

    るみなー先生「仏教では十二神像が十二支に対応しているのでこの展示もあるのだ。」


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    るみなー先生「ちょっと異色だが、トーハクではシャガイと言うのが展示されていて、これは羊のくるぶしの骨を使った占いやゲームをする物になる。未年だから遊んでみるのも良いかもしれない。こっちは常設なのでいつでも見れるぞ。」

    せりあさん「この未年イベントは12日まで行なわれています。 他にも新春イベントとして、3日まで和太鼓とか獅子舞とかあります。」

    つづきます

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    日本の国宝展に行って来た [美術展・博物館]

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    日本の国宝の話です。





    るみなー先生「いよいよ、今週で最後になるが日本の国宝展の話題だ。」

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    金印

    るみなー先生「期間限定で、東京に来ていた金印なのだが、人が多かった。公式サイトには鑑賞の心得として「心得の一、金印を見るときは展示ケースに顔を近づけ、食いいるように見るべし」とかあったけど、とても行列が凄くて見れたものではなかった。遠巻きに見るのが精一杯。」

    るみなー先生「今回の国宝展の展示は、日本の宗教観に由来するものがテーマになっていた。 古来の自然崇拝に関連する土偶や銅鐸の展示から、様々な仏教画、仏像など。一部、寺社建築などが展示されている」


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    ※1/10サイズの五重塔だが、これもわざわざ持ってきているのだ。 国分寺の五重塔のモデルらしい。

    るみなー先生「これの展示を見たときは、結構驚いたな。こういうのももってこれるんだと。」
    せりあさん「そうですね、他にも快慶作の善財童子立像(一番上写真左)も展示されています。最新の国宝指定だそうです。」

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    土偶 左:中空土偶 右:縄文の女神

    せりあさん「意外と思われるかもしれませんが、今回の見どころのひとつは土偶です。最終日まで展示されていますが、国宝指定の土偶はこれで全部です。一般展示にある遮光器土偶と合わせれば日本の代表的な土偶は全部見れてしまいます。」
    るみなー先生「そういう感覚で見ると大きいな。」

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    ※ちなみに秋の庭園公開も行なわれています。紅葉は微妙どころでしたが・・・

    るみなー先生「他にも絵画とか色々あるぞ」
    せりあさん「なかなか見ごたえのあるイベントですね。」



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    国立博物館 陶磁名品展に行って来た [美術展・博物館]

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    日中韓国立博物館合同企画特別展「東アジアの華 陶磁名品展」の話です




    るみなー先生「いま国立博物館では日本国宝展をやっているが、人が多かったので東アジアの華 陶磁名品展を見てみよう。」

    せりあさん「韓国と言えば、また仏像窃盗をしましたね。ああ、ひどいひどい。」
    るみなー先生「あの国は、そういう国民性だから。 しかし、仏教は物質世界に執着してはダメとか言っちゃう泥棒の味方がいたのは驚きだな。 地獄に落ちて、糞の海の中で鉄蟲に喰われてしまえば良いのに」

    るみなー先生「話を戻そう。 今回の展示は撮影不可だったので、博物館内の似たような展示で説明するが、日本の陶磁器では平安期の渥美窯から、美濃焼、伊万里など。中国からは唐三彩、韓国からは青磁などが来ている。」

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    中国の三彩馬、韓国の青磁象嵌牡丹文枕

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    るみなー先生「日本の展示では桃山時代から江戸時代にかけて一気に陶芸が広がった。 これには茶道の発展と朝鮮からの磁器の影響もある。」

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    るみなー先生「これは常設展の分だが、重要文化財の大井戸茶碗だな。 高麗茶碗の最高峰と言えるものだ。」
    せりあさん「日本が略奪したから返せ。・・・なんて事を言い出しそうな勢いなんですが。」
    るみなー先生「・・・井戸って、朝鮮時代では一般人が使う雑器だぞ。 そういう歴史的な意味を知らないからそういうことになる。」
    せりあさん「そうなんですか」

    るみなー先生「そう。 だからその時代の両班は『白丁の使っているどんぶりで高価なお茶を飲んでいる。やっぱりチョッパリは野蛮ニダ』とか考えていただろう。 ところが世界で認められ始めるととたんに起源を主張する。」
    せりあさん「そういえば、韓国茶道なるものが出てきましたね」


    ※韓国人曰く、これが茶道の起源だそうです

    るみなー先生「こういう、文化を尊敬しないからダメなのだが。 真面目にやっている韓国人にも迷惑だろうに。」
    せりあさん「もうすこし、文化というものを良く考えるようになってもらいたいものですね」





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    オルセー美術館展 [美術展・博物館]

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    特別展・オルセー美術館の話です




    るみなー先生「今度の美術館ネタはフランス、オルセー美術館の展示だ。 観光ではルーブル美術館とかのほうが有名だが、フランスで最も人気のある美術館なのだそうだ。」
    せりあさん「オルセー美術館はフランスの代表的な近代美術を展示するために作られたもので、マネ、モネ、ルノワール、セザンヌなど印象派の集大成と言ってもよい展示となっています。」


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    今回の代表作ともなっている 笛を吹く少年 - エドゥアール・マネ

    せりあさん「展示内容は、マネ初期作品から印象派の作家の展示、最後に晩年のマネ作品となっています。」

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    (上)草上の昼食/(下)サン=ラザール駅
    他にはモネの傑作絵画も来日しています

    るみなー先生「主にネットで見れる草上の昼食は右側だけだったりするのだが、2枚ともやってきているのが注目だ。 名作の絵画とかも全部を見ないとその意味がわからない物もあったりするので、意外と重要だったりする。」
    せりあさん「日本の絵巻とかでも、教科書に載っているものと全体を取ってみるとまるで意味が異なるものもありますしね。」

    るみなー先生「個人的に印象派の作品としては風景画がイメージとして強いが、歴史画や静物、肖像の方も含めて色々あるのでそのあたりも注目だな。」
    せりあさん「この展示会ではモネ、マネ、セザンヌなど多くの作品が一同に会していますので、一見の価値ありかと」


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    太古の哺乳類展 [美術展・博物館]

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    哺乳類展は、今日まで




    るみなー先生「上野でやっている太古の哺乳類展もいよいよ終了になる。 」
    せりあさん「恐竜展とかにくらべると知名度は低そうに見えますが。」
    るみなー先生「そこらへんは甘いのだな。恐竜とかは中生代だが今回の展示では1億2000万年前から1万年前までが対象となっている。 哺乳類は中生代から派生したとはいえ結構長い間地球上に存在していたと言える。」
    せりあさん「そうですか、実際に言われると長いものです。」

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    ※展示の様子

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    ナウマン象一家
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    パレオくん「

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    るみなー先生「見どころとしてはナウマン象の家族の標本やパレオくんが展示されている。」
    せりあさん「他にも色々展示されているので追記予定です」


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